スタイリストコース卒業生
海老澤 芽依
経歴
2022年 文化服装学院 ファッション流通科入学
2024年 文化服装学院 ファッション流通科 スタイリストコース卒業
2024年 フリースタイリスト(本田 雄己氏)アシスタント開始
・現在の仕事のこと
スタイリストコース卒業式の海老澤さん
Q:今どんな仕事をしているか、今の仕事に就いたきっかけを教えてください。
A:仕事はスタイリストアシスタントです。仕事内容としては声優さんのスタイリングをやる師匠のサポートになります。就活の際に尊敬している数名のスタイリストに声をかけて、ご連絡をいただいたのが本田 雄己さんでした。
Q:声優さんのスタイリングとは声優さんが表に出るときのスタイリングってことですか?
A:そうです。声優さんが大型イベントやラジオといった表舞台に出演するときに衣装準備のお手伝いをします。
・仕事で大変なこと
仕事のエピソードを語る海老澤さん
Q:仕事をしている上で1番大変なことは何ですか?
A:大変なことは、労働時間が長く、お給料が低いことです。なので、アルバイトもしています。仕事は大体、朝9時〜10時くらいに始まって夜は18時~19時に終わるときもあれば、遅い時はずっと作業して朝の4時〜5時に帰るときもあります。
Q:朝まで仕事をするときはどんな仕事をしているのですか?
A:朝の4時や5時まで仕事をしているときは、翌日が規模の大きいイベント前日で、私は裾上げや個人作業があるので残って仕事をしています。辛いときもあるけどポジティブなことと捉えて頑張っています。
・仕事で大切にしていること
在学時の卒業制作「親愛なるDへ」
Q:仕事をしていく上で1番大切にしていることがあれば教えてください。
A:師匠が1番大切にしていることは演者ファーストに考えることだと思います。演者が気持ちよくその仕事をできるようにすることが何より大事だからです。師匠が事前にスタイリングを考えますが、演者がこのスタイリングの方が合うと言ったらそのスタイリングに変更するなど、こっちの考えを一方的に押し付けないっていうことを大切にしていると感じます。
Q:そうですよね。衣装を着るのは演者の人ですからね。個性が強い演者の方もいるんじゃないですか?
A:そうですね。師匠がスタイリングを提案するときも、用意したスタイリングの見せる順番と話し方が進め方にも関わってくるので、今日はこれが1番おすすめだなって思ったときは見せる順番を変えたりします。その上で演者がどう思っているのかを大事にすることが必要です。3ポーズ+予備、2ポーズ+予備の感じで準備をして、考えていたポーズのどれかになることもありますし、予備からちょっと中身を入れ替えてることもあります。即興で師匠がスタイリングを組み直すこともあります。
A:スタイリングはその人の世界観をもとに考えていますか?
Q:そうですね。基本的には1人声優さんがいらっしゃったとして、その人の普段着やinstagramとかXの投稿、イベントに出ている時の投稿写真を日ごろから見ることは大切だと思います。また声優さんが表舞台に出るときって、大概キャラクターのイメージが付いているから、その人本人のイメージ+キャラクターの感じやキャラクターのイメージカラーなどの制約を守りながら、師匠はスタイリングを組んでいます。
・コースで学んだこと
在学時の卒業制作「親愛なるDへ」
Q:スタイリストコースで学んだ中で活かされているスキルなどはありますか?
A:スタイリストワークで学んだスタイリストの仕事内容やアイロンのかけ方、ネクタイの結び方、写真の撮り方など基本的なことだったんですけど、すごく役に立ちましたね。けれど授業内の文面で追っているものと実際に体験することは全然違うなと思いましたね。
Q:そうなんですね。スタイリストコースの授業の中で服を作ることもいいと思いますが、仕事現場で服を作ったりもするのですか?
A:私は1から作ることはないですが、私が「洋服作れます」って言ったら師匠がミシンを買ってくれて、それから裾上げとかお直しはやっています。
・後輩、在校生へのメッセージ
後輩・在校生へのメッセージ「行動力と決断力」
Q:スタイリストにこれからなりたい人に向けてメッセージがあればお願いします。
A: 「行動力と決断力」 これですかね。自分がどの師匠に付くかっていう意味の行動力・決断力もそうですし、自分がどんな就き方をするかも大切だと思います。人によっていろいろな就き方があるけれど、私は師匠にベタ付きでアシスタントをするという選択をしました。その場で足踏みしているだけじゃ何も変わらないと思うので、どんどん自分自身で行動して与えられた選択肢の中で自分自身で決断する力を大事にして生活をしていってほしいなと感じますね。