文化ドリーム☆彡
文化服装学院とは非常に夢のある学校。私の進級当初掲げていた夢は「好きなバンドと仕事で関わること」だった。
そんな夢を持って過ごしていたら、突然好きなバンドのギターから、インスタのDMに「文化服装学院の方なんですね! ロックンロールお好きなの見てめちゃくちゃにビビりました。もし可能なら一緒にお仕事とかできたら嬉しいです。まじそれだけなんですけどあまりにもかっこよすぎてDMしました、失礼しました。(ほぼ原文)」と。
いや、このDM送られてきた1ヶ月前に貴方たちのバンドを客として観にいってるんですけど…仕事として? やば! と焦り、あまりの突然さに変な汗が体中から吹き出しながらも返信しました。翌月、たまたま居合わせたライブハウスでバンドメンバー全員に挨拶され、その1週間後にMTGに呼び出されて狭い会議室でバンドの衣装の相談をなどを受けたりした。
それから2ヶ月程経ってから、高円寺で全然関係ないバンドのライブに行っていると、声をかけられた。仕事で関わっているバンドのボーカルでした。「好きな曲を作っている、好きな声の人が私の顔を覚えている。死ぬ。」とファン心に思いました。
そこからなぜか恋バナをし、ライブハウスを出て駅に向かって歩きました。気づいたら終電を逃していたので、夜が明けて始発が出るまで新宿で飲み明かすことにした。1年前まで画面の向こうにいて、応援していた人と現実で友だちになって思想、夢、音楽。色々な話をして朝に解散した。学校に行き、現実に引き戻されて「いい夢だった…」と思い出しながら過ごしました。しかし夢のままでは終わらせないと誰かに言われているように、「衣装の話がしたいから会おう!」とLINEが来て、その日から私はファンではなく関係者になった。
着実に夢に向かっている。それは文化服装学院という有名校に通っていたからだと強く感じました。その関わっているバンドも軌道に乗ってカラオケで曲が配信されたり、有名な大きなフェスにも呼ばれだしたので、こんな期待に満ち溢れたバンドに文化生だということを生かしながら関われていて、とても誇らしく思えました。
他にも、ライブハウスで会ったお客さんが文化服装学院の在学生で、「何階?私18階。」「俺8階だわー、遠いな。」と言いつつも学校内であって話したり、好きな古着屋の人のインスタをフォローしたら、「あたし文化だったから親近感湧くわー」と会話が弾んで友達になったり。文化の人口の多さならではだと思い、夢を感じる面白い学校だと日々感じています♪
photo & text by るーな
好きな事を追っかけていたらなんやかんやで仕事になっていて、最近共産主義と中核派とアナーキストと友達になったフーテン娘。高二の時に峯田和伸に出会ってから色々拗れた気がする。
るーな
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