Profile

学科コース:ニットデザイン科2年

名前:米倉 士翔

Instagram:@towa_infinity_3.14

使用ツール:ミシン、手縫い、アイロン

 

作品について

Q1.この作品をつくったきっかけは?

もともと、和服や民族衣装のような伝統を感じられるものが好きで、その独特の雰囲気に強くひかれていました。自分でもその世界観を表現したいと思い、和の要素と民族的なムードを感じられる服づくりに挑戦したいと思ったことがきっかけです。

Q2.どんなテーマや想いを込めた?

今回のテーマは 「和と民族」 です。さまざまな土地の原住民が自然を纏うように暮らす姿に魅力を感じる一方で、日本にも自然を活かした独自のものづくりの文化があると考えました。この2つが調和することで新しい表現が生まれるのではと感じ、両方の雰囲気を取り入れた服を制作することにしました。

Q3.制作で苦労した点とこだわった点は?

入学して初めて制作したトップスとボトムスだったため、何もかもが手探りで進む状態でした。テーマの雰囲気を出すためのシルエット作りに苦戦したり、ほつれやすく扱いの難しい生地に悩まされたりと、全ての工程が学びと試行錯誤の連続でしたが、その分多くの経験を得ることができました。

 

Q4.完成したときの気持ちは?

完成したのは発表会当日で、正直なところ急ぎすぎて達成感を味わう余裕すらありませんでした。しかし後から自分が着て歩いている動画を見返した際、表現したかった雰囲気がしっかり伝わっていることを実感し、非常に満足度の高い作品になったと感じました。

 

士翔さん、この度は取材にご協力いただきありがとうございました。インタビューをしていく中で、1つひとつの工程へ向き合う真剣さが宿っていて、作品に込めた想いが強く伝わってきました。和服や民族衣装に通じる “暮らしの知恵” への敬意と、そこから生まれる独特のムードへの憧れ。それらを自分の手で縫い合わせ、新しい調和として表現しようとする視点はとても魅力的で、作品そのものが士翔さんの内側の世界をそのまま形にしたようでした。扱いの難しい生地や、初めてのトップス・ボトムス制作という壁に何度も向き合いながら、1つずつ積み重ねていく姿勢にも深く感銘を受けました。これから紡がれていく新たな表現を、心から楽しみにしています。 
(prop編集部・coco)

【Editor’s Note/prop 編集部より。】