ファッションプロモーションコース卒業
滝 ひなた
経歴
2022年 文化服装学院 ファッション流通科入学
2024年 文化服装学院 ファッション流通科 ファッションプロモーションコース卒業
2024年 株式会社3rd入社
・現在の仕事のこと
どんなときも仕事第一の滝さん
Q:いまどんな仕事についているのか教えてください。
A:今はDtoC販売のアパレル会社 「3rd」 に勤めています。業務としては会社で運営しているブランドのアシスタントです。業務内容としては週に1回の新作撮影があって、その撮影の動向であったりモデルさんのスケジュール管理、最もメインの仕事はMeta広告の運営です。
Q:ファッションプロモーションコースで学んだことが直結しやすい職業ですね。その職業にはどのようなきっかけで就きましたか?
A:流通科1年の時に行ったインターンがきっかけでした。4.50代のシニア向けブランドでのインターンです。そこでバイヤーさんと知り合って 「SNSや広告を通してのアパレル販売に興味があったのと、個人でブランド運用を行いたいという夢がある」 って話したら、今の会社を紹介してもらいました。
・コースで学んだこと
当時を振り返りながら答えてくださいました
Q::学生時代通っていたコースで学んだスキルの中で何か活かされたことはありますか?
A:CPC・CP・ CVとかコンバージョン率とかの用語などは、今の仕事だとマストで使います。ファッションプロモーションコースで学んでいた当時は暗記をしてテストに臨んでいたんですけど、今の仕事に就いて覚え直しました。あとSlackもめちゃくちゃ大事だなって仕事を始めてから思いました。一緒に入社した女の子がSlackの使い方が分かってなくて、結構苦戦しているところとかを見て、改めて学生時代にあらかじめやっておいてラッキーだなと思いました。会社でブランドのSNS運用もしています。この運用では入社して半年で50,000人フォロワーを増やすことができたことも、学生時代に培った運用技術を活かせたかなと思います。広告に出版するためのリール制作や新作発売の配信画像編集などもすべて自分で行うので編集技術も活かせていると思っています。
Q:学校で学んでいるうちから社会に出るときの予行練習みたいな感じだったんですね。学生時代の習慣として今でも活かされていることはありますか?
A:そうですね。タスクのこなし方は習慣として特に覚えておいてよかったと思います。ファッションプロモーションコース自体、当時から課題が多くて常にいろいろな課題を並行してやっていたんですよね。会社員になったら当たり前になり、責任感も伴ってくるんですよ。でも、ファッションプロモーションコース時代から、そういったマルチタスクに何かを並行に進めていくことは習慣として完全に染みついているんだと思います。だからファッションプロモーションコースでちゃんと取り組んでいることによって、マルチタスクにやっていくことは簡単にできるようになっているなと思います。
・propの担当のこと
在学時、いろいろな場所でpropの作業をする滝さん
Q:ファッションプロモーションコース在学時のpropで担当していた係とその役割を教えてください。
A:SNS担当をして、広報などで活動していました。会社のインターンをやっていた当時もSNS運用をしていたことがあって、インサイトを見て分析することも得意でした。グループのメンバーからも「SNS担当が合っている」と言われていたこともSNS担当を選んだ理由の1つです。また、自分自身のInstagramやtiktokを投稿して数字を伸ばしていくのが好きで、それらを加味して選びました。propコンテンツ内の1つでもある「ワンウィークコーディネート」もみんなでデザインやトンマナを決めて作っていましたね。
Q:SNSを担当していく中で苦戦したところはありますか?
A:投稿内容は各自で編集していたんですけど、みんな各々でデザインとかの細かい部分を決めちゃうんですよね。フォントのサイズとかも全部基本的に係内で話し合いをして決めて作っているはずなんですけど、結局ばらついちゃってました。当時はみんなで確認もしている中で 「なんかここのスペル違くない?」 とか文字が背景と被っちゃうとかいろいろ問題が起きて、そこは苦戦しましたね。でもSNS担当メンバー自体、容量が良い人が多くて上手くまとまってできたのかなと思っています。
・個人課題のオウンドメディアに込めた想い
卒業制作で取り組んだZINE
Q:ファッションプロモーションコース在籍時に運営していた個人課題のオウンドメディアは、どのようなテーマで運営していましたか?
A:タンポポハウスというとっても安いリサイクルショップがあって、そこで1,000円で洋服を買ってスタイリング組んで、その写真を投稿していましたね。6スタイルくらいスタイリングを投稿していたんですけど、見ている人が飽きずに楽しめるようにテーマを1つ1つ変えて投稿していました。「アウトドアで外に遊びに行く日」とか、「カフェでデートの日」とか様々なパターンを考えてコーディネートを投稿していました。コーディネートの雰囲気に合わせて色味もうまく変えて楽しみながらやっていましたね。帽子が1個100円だったりラルフローレンが500円だったりで売ってるんですよ。そういったお宝アイテムを見つけ出すこともオウンドメディアを運営していく中で意識していました。
Q:そのオウンドメディアを運営していく中で大変だったことはありましたか?
A:更新頻度ですかね。月に何回更新とかが決まっていて、そのスケジュールに合わせてコンテンツを作って投稿することが大変でした。でも、スタイリングすることは好きだったし、安いものを安く見せないようにすることが得意だった部分もあって続けていけましたね。
・後輩、在校生へのメッセージ
後輩・在校生へのメッセージ「自分を信じて!!!」
Q:後輩や在校生、またこれから文化服装学院に入学しようと思っている人たちへのメッセージがあればお願いします。
A::「自分を信じて!」 これに尽きます。肯定感とかって仕事の取り組み方につながってくると思っているので。「これやっといて」って言われた時に自分に自信がないと 「できるのかな私で、ちょっと頑張ってみます」 ってなるよりかは、完全に自分を信じて 「私ここまでやってきたし絶対いけるでしょ」 みたいなマインドで受け取った方が印象もいいし、やる気も変わってくると思います。何事も自分を信じてやり切れば後悔なく終わることができると思うので、楽しみながら肯定感あげて課題や仕事に取り組むのがオススメです。卒業してこれから社会人という方やこれから文化に入学する方など、それぞれ色々な感情がたくさんあると思いますが、自分の目標や夢に少しずつ向かっている証だと思って前向きに頑張っていきましょ~~♪ 応援しています!
Q: 文化服装学院だったら尚更ですよね。自分のアイデンティティを出すシーン多いと思うので。
A:そうですね。課題とかもかなり多くの量をこなすわけですし、結局最後に自分が良かったって思えることが大事になってくるのかなと思います。