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学科コース:服飾専攻科技術専攻

名前:ダイ ツェンシュエン

Instagram:@reio_0628

使用ツール:ミシン、裁断ハサミ

 

作品について

Q1.この作品をつくったきっかけは?

当時、心理学に関する本を読んだことをきっかけに、人の心の動きや考え方に強く興味を持つようになりました。目に見えない感情や内面を、言葉ではなく服という形で表現してみたいと考え、この制作に取り組みました。

Q2.どんなテーマや想いを込めた?

すべての不安や焦りは、 “死への恐怖” を中心に成り立っているのではないかと考えました。その恐怖は、ロシアのマトリョーシカのように何層にも重なり、さまざまな感情によって覆い隠されている状態をテーマにしています。

Q3.制作で苦労した点とこだわった点は?

制作の中で最も時間をかけたのは、全体の立体バランスの調整です。着用したときに見る角度や動きによって印象が変化するよう、細部の寸法を何度も見直しました。また、シルエットの出方を左右する素材選びにも強くこだわっています。

Q4.完成したときの気持ちは?

試行錯誤を重ねてきた分、作品が完成した瞬間には大きな達成感と安堵感がありました。時間をかけて向き合ったからこそ、自分なりに納得できる仕上がりになったと思います。同時にまだ改善できる点も見え、次の制作への意欲につながりました。

ダイさん、この度はインタビューにご協力いただきありがとうございました。心理学の本をきっかけに、人の心の動きや感情に目を向け、それを服という形で表現しようとした点がとても印象的でした。 “死への恐怖” を中心に、不安や焦りが何層にも重なっているというマトリョーシカの発想は、難しいテーマでありながらも分かりやすく、作品全体の軸として強く伝わってきます。また、立体バランスやシルエットの変化にこだわり、何度も寸法を見直したという話からは、見た目だけでなく着用したときの印象までしっかり考えて制作している姿勢を感じました。ダイさんの生み出す作品が、これからさらにどんな広がりを見せていくのか、とても楽しみにしています。
(prop編集部・coco)

【Editor’s Note/prop 編集部より。】