今も残り続けるキモチ

これは私が高校生の時に、サンローランのコレクションを見て描いたデザイン画です。

すごい下手だと思いますが、当時の私はやる気だけは十分にあったんだと思います。そもそも当時は、アシンメトリーな服装に惹かれていて服の構造とかは気にしないで描いていたので、それを服として作れるかは分かりませんが、実現できたらなと自分では思います。

今ももちろん必死ですが、当時は服飾の知識が無いなりに必死でした。海外でのファッションショーに興味があったので、開催期間は毎日2時とか3時まで起きてるなどしていました。ファッションウィークの後半になってくると、日本時間の夜中の時間帯に見たいブランドが入ってきたりするので、時差がある世界ってきついなと思いました。

見たものの中では、初めて見たサンローランのコレクションは記憶に残りまくっています。サンローランはエッフェル塔がバックに見えるところでショーを開くのですが、サンローランは、かっこいいが過ぎまして、それを見てあのデザイン画を描こうと思ったんです。

私が見たものは、真っ暗な会場にはランウェイを歩くモデルにだけライトが当てられ、まるでモデル自身がその輝きを放っているかのようなものでした。

見た瞬間に思いました、サンローランを着る女性に勝るかっこいい女はいないと。それからもサンローランのコレクションは楽しみでしたが、この世界情勢になったのでいち早く状況が回復することを願います。

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