30年前から

お久しぶりです。マイです！

1月7日に地元で成人式に行きました！　中学校卒業以来の友だちに、高校卒業以来の友だち、日本全国に散らばった友だち。たくさんの会いたい人に会えました。大好きな友だちに会えて、美味しい物もいっぱい食べて、カラオケに行ってはしゃいで。最高の成人式でした！

さてさて、最高の1日になったわけですが！　実は当日までの準備がかなり大変でした。

レンタルなら1年ほど前から振袖を決めると言いますが、私は母から受け継いだ薄いピンクの振袖でした。振袖を見て懐かしむ母や、自慢するように見せてくれる祖母。2人を見て、思い入れのある大切にされてきた振袖なのだなと思いました。これは私も「大切に着なきゃ！」と思った矢先、母と身長差がありすぎて振袖を切ることに…(泣)

そしてピッタリサイズになった振袖をもとに、スタイリングを組み立てていきました。ピンク髪に、ピンクのキラキラネイル、赤ベルベットの付け襟に、髪の毛にも大きなリボン。メルカリやハンドメイド作品で必死にかき集めました。私の好きを詰めたスタイリング。好きな物に囲まれた全身ピンクに！(笑)

大切な振袖を、私好みに自由に着させてくれた母に本当に感謝しています。母が30年前に着ていた振袖。時を超えて私が着ていると思うと、感慨深くとても感動しませんか？　時の流れと共に、流行は変わる。だけど振袖は流行に左右されず、それぞれの好きとこだわりが詰まった唯一無二のファッションだと実感しました。

時を超えて、世代を超えて、流行を超えて。思い出と愛とこだわりが詰まったファッションは、こうして残っていくのですね。私が着た振袖も、いつか誰かが着る日が来るのかな。

photo & text by マイ