私が黒い服しか着ない理由

みなさんのクローゼットには何色の服が多いですか?

 タイトルにもある通り、私は黒色の服しか着ないため、クローゼットの9割は黒色で占められています(笑)  よく友だちにも「クローゼットに黒以外の服あるの?」と言われたり、ドレスコード登校の日に色ものを着るだけで「え、色がある」と驚かれることが多いです。

 色ものが嫌いな訳ではないです。たまにワンポイントで入れることもあります。ただ、黒色が1番自分を魅せてくれる色だと私は思っています。なにより、自分を強くしてくれる色だと思っています。全身黒色でいることで自分を好きでいられる気がします。

 高校を卒業して髪を明るい色に染めましたが、本当に自分じゃないようで、それが嫌ですぐに黒髪に戻してそれっきり髪を1度も染めていません。赤に染めたいなどの願望はありますが(笑)

 まだ自分で服をあまり買えない中学生や高校生のとき「私はどんな服が似合うのか?」とたくさん悩みました。ストリートファッションも試しました。メンズライクなファッションだったり、古着にも手を出してみたり、いろいろさまよいました。ただどんな服を着てもしっくりこない、自分が本当に好きなコーディネートじゃない。じゃあ、どんなコーディネートが好きなのか?  何が自分の中で引っかかっているのか?  そう思った時に、色の組み合わせ方が良くないと感じました。確かに私は、どんな色が自分に合うのかも知らず、おしゃれに見える色の組み合わせ方も知りませんでした。

 そんな時、自分がよく選ぶ黒色で全身コーディネートしようと思いました。オールブラックでコーディネートした時、自分の中でしっくりきて、「これだ」と感じたものがありました。友だちに会った時も「真っ黒!  凄く似合ってる!  らしくてめっちゃいい!」と言われて「あ、私オールブラックのコーディネートが似合うんだ、これが私らしいんだ」と確信しました。

それから私は、黒い服しか着ていません。

 黒。何色にも染まらない色。自分を見失わず、自分なりに生きていきたい。誰の色にも染まらず、自分を貫き通したい。黒を着飾って生きていきたい。どんなに弱い自分でも、隠すように強い自分を演出したい。

だから、私はこれからも黒い服を着続けます。

photo & text by nabi

平成のドラマや曲が大好きな平成に取り残された未年、牡羊座、桜の時期に生まれた20歳の女。将来はL'Arc~en~Cielの「HONEY」が歌える人と結婚したい。お花が好き。誰かにサプライズをする計画を立てている時が1番幸せ。
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nabi