1貫10円の寿司屋

新宿。溝鼠2匹が追いかけっこをしている、トムとジェリーの猫抜きみたいな街。今日もまた友人と新宿歌舞伎町を歩く。

いつも通りふらふらしていると、「I♡歌舞伎町」と書かれたビルの前の通り(新宿LOFTに繋がる道)を少し進んで右に曲がってすぐのところに、「本日の特価品カレイ1貫10円」と書いてある店を見つけました。新宿の歌舞伎町のど真ん中で寿司が10円だなんてそんな値段はありえなさすぎる。ぼったくりか? と一瞬思いましたが、ぼったくられてもそれはそれで面白いので店に入ることにしました。(名前のない寿司屋らしい。)

入ってみると立ち食い寿司屋で、5~6人が入ったら埋まってしまうほどの広さで、壁にはぎっしりとメニューが貼られていました。飲み物を注文した人が最大1人15貫まで特価品を頼めます。ほかの寿司は1貫100円〜600円。私たちは手始めに気になっていたカレイ2貫ずつとかにみそ、しらすの軍艦を注文。5分ほど待つと寿司が届きました。やはり1口目は気になっていたカレイ。吉と出るか凶と出るか、破格の値段設定の裏に何かあるのではないかと思いつつ、恐る恐る口に運ぶ。

「ちゃんと美味しい!」そんな印象でした。ほかにも何貫か追加注文しましたが、カレイ以外のネタも美味しく、ふらっと立ち寄ったにしてはかなり満足のいく店でした。会計2,140円。2人でこの値段。緑茶&烏龍茶代の500円×2とお通し330円×2だったとして寿司代で480円ほどしかかかっていない。嬉しい(^^♪

後日談ですが、店に行った次の日にテレビで紹介されていて、タイムリー過ぎました。お客さんを集めるためにこの値段設定にしたらしいですが、流石にそればっかり頼まれると、苦しく飲み物をもう1杯くらいは頼んでほしいそうなので、また是非行ってみようと思います☆ミ

photo & text by るーな 

音楽とファッションの中毒者。日本のカルチャーに興味がある。最低月に一回ライブハウスに行かなければ悶え苦しむ体。人間臭い人が好き。狐顔で職人気質なロックン・ロール男は更に好き。
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るーな