弱さも肯定してくれる歌詞の魅力
私にとってMrs. GREEN APPLEは、気づけば日常の中に自然と入り込んでいる存在です。好きになったきっかけは、テレビで目にしたパフォーマンスでした。画面越しにもかかわらず、強いエネルギーや音楽を心から楽しんでいる様子が伝わってきたことが印象に残っています。
その後、実際にライブにも足を運びました。会場に流れる音楽や観客の熱気に包まれていると、音源で聴いていたときとは全く異なる感覚になります。ステージと客席との距離がとても近く感じられ、同じ時間と空間を共有していることが特別な体験に思えました。ライブが終わったあとも、その余韻がしばらく心に残っていたことを覚えています。
Mrs. GREEN APPLEの魅力は、前向きなメッセージだけを押し出していないところにあると感じます。歌詞には、不安や迷い、弱さといった感情も描かれており、無理に元気づけるのではなく、「そのままでいい」と語りかけられているような安心感があります。だからこそ、聴く人それぞれが自分の気持ちを重ねやすいのではないかと思います。
音楽だけでなく、ビジュアルやライブ演出、SNSでの発信などを含めて、Mrs. GREEN APPLEはひとつの世界観を丁寧につくり上げています。その世界観に触れることで、音楽を聴く時間そのものが、少し特別なものになるように感じました。Mrs. GREEN APPLEは、今を生きる若者の感情にそっと寄り添いながら、カルチャーとして広がっている存在なのです。
photo & text by プリン
5月15日生まれ。幼い頃に読んだ1冊の本をきっかけに、ファッションの世界に惹かれ、文化服装学院に入学。ぬいぐるみやお花、動物など、癒されて可愛いものが大好き。1番好きな食べ物はプリン。最近はプリンモチーフのグッズを集めることがマイブーム。
プリン
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