Trainspotting

こんにちは! 先日、Trainspottingという映画を観ました。私の中では、人生映画TOP3に入るくらい大好きな作品です。1996年公開、ダニーボイル監督によるこの作品は、90年代の若者文化、そして退廃的な日常を描いた作品です。刺激的なテーマを扱いながらも、公開から現在まで非常に高い評価を受け続けています。

この映画のもう一つの魅力は、映像センスの高さです。登場人物たちの生活は決して綺麗ではなく、むしろ荒れていて破滅的です。しかし、その全てをかっこよく魅せるような映像表現が圧倒的でした。場面のどこを切り取っても、ビビッドで、シンメトリーで、スタイリッシュ。雑然とした部屋や薄暗い街並みですら、ファッションフォトのように見えてしまう瞬間があります。刺激的なテーマと、繊細で美しい画面作りのコントラストが、この映画ならではの魅力だと思います。

また、音楽の使い方も非常に印象的でした。90年代のUKロックやクラブミュージック、さらには70年代ロックまでを横断するような選曲になっていて、映画全体に独特の疾走感を与えています。ただ流行の曲を使っているのではなく、それぞれの楽曲がキャラクターの心理やストーリー展開と完全にリンクしていて、音楽そのものが作品の一部になっているように感じました。

Trainspottingは決して綺麗な映画ではありませんが多くの人が今も惹かれ続けるのは、若さ特有の焦りや衝動、自由になりたい気持ちがリアルに映し出されているからなのだと思います。観終わった後もしばらく余韻が抜けず、気付けばまた観たくなる。私にとって、そんな特別な映画の一つです。

photo & text by MISUZU

2006年生まれ19歳。上京して1年、ようやく東京のテンポについていけるようになった。旅行が大好きである一方、パッキングは苦手である。フライトはいつもギリギリだが、毎回奇跡的に間に合っている。最近はあらゆる理由をつけて、自分に都合よく爆買いをしている。
Instagram:@_misuzuarai

MISUZU