さまざまな食感のたい焼きは、いつも違った気分を味わわせてくれる。 今回はSHIGEZOで買ったたい焼き。
日本へ来る前、中国にいた頃から私はたい焼きが大好きでした。特にあんこ味がお気に入りでしたが、中国ではたい焼きを販売しているお店はそれほど多くなく、今振り返ると、日本のたい焼きとは少し違っていたように思います。日本に来てからは、ますますたい焼きが好きになりました。まだ食べたことのないたい焼き屋さんを見つけると、必ず買って食べています。あんこだけでなく、カスタード、抹茶、さくら、よもぎなど、さまざまな味を試してきましたが、結局一番好きなのは、やはり定番のあんこのたい焼きです。
日本では、たい焼きにもラーメンのようにさまざまなスタイルがあることを知りました。その中でも私が一番好きなのは、昔ながらの炭火で焼き上げるたい焼きです。自家製の粒感を残したあんこを使い、焼く前に型へ油を塗らないため、生地はとても薄く仕上がります。焼きたては皮がパリッとしていて、一番おいしい瞬間です。ひと口かじると、中からあんこがあふれ出し、香ばしい炭火の風味と薄く焼かれた生地の食感が口いっぱいに広がります。その瞬間、不思議と嫌なことをすべて忘れてしまいます。
そのため私は、仕事の日、特に商談や打ち合わせの前には、たい焼きを買って食べることを習慣にしています。自分の中では「たい焼きを食べると良いことがある」という小さなジンクスになっています。今のところ、本当にその通りになっている気がします(笑)。気分が落ち込んでいるときでも、たい焼きを食べると自然と前向きな気持ちになれます。最近は吉祥寺のSHIGEZOで、白くてもっちりとしたたい焼きを見つけました。このようなたい焼きは初めて見たので、とても興味を持ちました。新鮮でおいしかったのですが、今回は今までのように特別な感情の変化はありませんでした。作り方や食感がいつもと違っていたからかもしれません(笑)。
photo & text by yumiko
中国出身。計画性と実行力のかたまりなESTJ 興味の対象は服だけではなく、健康、食、写真、そして 日々の暮らし。 自然豊かなアイスランドと、人との距離感や暮らしやすさが魅力の日本がお気に入りの場所。素材を生かしたシンプルな食事が好き。運動をすると、「生き返 っ た」と感じる。
yumiko
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