個性的な20代の若手アーティスト2人が、音楽や生活に対して、普段考えていること。
バンドでドラマーとして活動する三好 彩仁さんと、アーティストとして活動する菅沼 柚希さんの2人に、音楽を通して伝えたいことや、生活と音楽の関わり合いについて伺いました。全く異なるタイプの音楽家である2人の考え方やビジョンをぜひご覧ください。編集部のおすすめレコードコーナーもお見逃しなく。
音楽は選んだものじゃなく、気づいたら支えになっていた。
——音楽が好きになったきっかけは?
中学生の頃、吹奏楽部でドラムに出会ったのが最初。ドラムを叩く感覚が心に刺さって、気づいたら音楽が自分を支えてくれる存在になっていました。
——どこからインスピレーションを得ている?
風景と、一人旅ですね。きれいな海とか山が好きで、特に沖縄の海を見た時に、「生きててよかった」と思いました。そして、知らない土地の空気にふれると、自然と音楽のイメージが浮かんできます。
——一番影響を受けたミュージシャンは?
浜田省吾です。「みんな見せないが、それぞれ頑張っている」という生き方を教わりました。
——音楽を始めてから、自分自身や生活にどんな変化?
音楽を続けることで、自然と「目標を持つこと」が当たり前になりました。毎日ドラムの練習を続けて、自分がちゃんと前に進んでいる感覚があります。そして、音楽を通して自然に同じ趣味を持っている人と集まる機会も多くなりました。
——演奏中に大切にしていることは?
歌っている人がいるから、その人をメインに立たせてあげたいですね。自分だけの音楽じゃなくて、誰かの時間の一部になれたらいいなと思っています。
——音楽を通して伝えたいことは?
具体的に伝えたいことがあまりないけど、自分が音楽を楽しんでいる瞬間の気持ちを大切にしていきたいです。
——音楽はあなたにとって、どんな存在?
なくても生きてはいけるけど、あったほうが人生は確実に豊かになるものです。
——どういうファッションが好き?
ストリート系が好きです。ジャージ、Tシャツなど、楽でゆるめな服をよく着ています。
才能の欠如から始まる、新しい音楽
——音楽が好きになったきっかけは?
両親共に音楽が好きだったので、小さい頃から色々なバンドを聴いていました。初めてすきになったのは「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のopの「青い」で、なんとなく「綺麗だな」と思った程度でした。それからもいろいろな音楽に触れてはいたもののバイブルと呼べるようなものには暫く出会えませんでしたが、ある日、ある動画に出会いました。神聖かまってちゃんの「ロックンロールは鳴り止まないっ」のライブ動画です。YouTubeで偶然おすすめに出てきたそのライブ映像が、カメラにナルトを貼り付けたり、過激と言えるようなパフォーマンスが子供ながらに面白かったのと、そんな過激なパフォーマンスの中に美しいメロディと感情的なボーカル(所謂ポップス的な歌ではない)があり、ロックンロールの芽を植え付けられました。
——どこからインスピレーションを得ている?
基本的に、既存の芸術作品と、恋、抑鬱からくる破壊衝動などです。もう少し詳細に言うと、新しいものに出会った時の衝撃、人の美しさを肯定したい時、死んでしまいたいと思うような衝動、が起因して作品が出来ます。
——一番影響を受けたミュージシャンは?
前述した、神聖かまってちゃんが影響元ですね。影響を受けたのはサウンド面と作品に対する向き合い方の2つです。サウンド面ではハイファイな音よりもローファイな音の方がより感情的で叙情的だ、と感じるようになりました。作品に対する向き合い方に関しては、とにかく本気それだけ学びました。
——音楽を始めてから、自分自身や生活にどんな変化?
物事に対するセンサーがより鋭敏になりましたね。もともと、絵を描いていたのですが、言葉や音など、新しいものや面白いものを察知する能力が高くなりました。あと、単純に音楽を発表していく中で、ファンや音楽仲間などが出来て、より多くの刺激を貰えようになりました。
——音楽を通して伝えたいことは?
とにかく自分が言いたいのは、「生きる、そなたは美しい」です。それに尽きますね。笑
——音楽はあなたにとって、どんな存在?
娯楽、人生、暇つぶし、アイデンティティ、全てですね
——今後挑戦したい音楽のスタイルやコラボレーションは?
自分は特別な才能はないので、自分の持っていない能力を持っている人と一緒に曲を作ってより新しいものを作っていきたいです。 すごく壮大なことを言うと新しいジャンルを作りたいと思ってます。
——どういうファッションが好き?
神聖かまってちゃんのの子に影響を受けているのでパンダが好きです。あとヘッドドレス。
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