今回インタビューを受けてくださったのは、素敵な天然パーマの持ち主、福井 達也さん。今年でシューズデザイン科がなくなってしまうので超激レア学科の真相、ユニークな達也さんについて根掘り、葉掘り聞いてみちゃいます!
目次
- Profile/自己紹介。
- Schedule/時間のこと。
- School/学校のこと。
- Money/お金のこと。
- Living/暮らしのこと。
- Routine/日々のこと。
- Information/お知らせ。
Profile/自己紹介。
学科コース:工芸専門課程シューズデザイン科2年
名前:福井 達也(ふくい たつや)
出身地:福岡県
趣味:バスケットボールをすることです。
Instagram:@fukiam_
Schedule/時間のこと。
登校日のスケジュール
休日のスケジュール
School/学校のこと。
Q.どんな課題が出るの?
1年生の前期は、靴の基本である外バネ、内バネ、ローファーの3パターンを学びました。後期の初めは自由デザインに取り組み、文化祭までに仕上げ、11月後半からはレディースパンプスの制作に入り、4ヶ月間かけて完成させました。1年次には合計で2足を制作、2年生ではブーツ、スニーカーの制作に取り組み、自分でデザインした靴の制作も行っています。
Q.苦労した課題は?
パンプスを作るのに苦労しました。重なり部分のライン合わせやパーツ同士のつながりを整える作業が難しく、形が崩れないよう注意して修正を重ねながら取り組みました。
ギャラクシーからインスピレーションを受けたパンプス!
Q.コースを選んだ理由は?
高校2年生の頃に靴に関わる仕事がしたいと思い、進学先を探している中で文化服装学院のシューズデザイン科を見つけて選びました。もともと、バスケットボールをしていてバスケットシューズが好きだったことがきっかけで、あまり深く考えず直感的にこの道を選びました。
Money/お金のこと。
Q.月の出費は?
20,000円です。寮でごはんが出るので、あんまり使わないです。寮は食費込みで約100,000円です。たまに服を買うくらいで、20,000円から25,000円使います。
Q.アルバイトは何をしてる?
家の近くにある八百屋のアルバイトを週2でしていて、基本的に1人で任されています。課題などで忙しい時は週に1、2回勤務し、接客や品出しを担当をしています。
Q.今着ているものの総額は?
総額は約10,000円です! トップスは2,000円から3,000円で、メガネは友人からもらったものです。パンツは8,000円で、リングはお父さんからもらったものです。靴は自分で作りました! 靴は作れるので、普段から自分が作った靴を履いています! (笑)
おしゃれな父から譲り受けた指輪
Q.最近買ってよかったものは?
デザイン画用のコピックです。それまで絵の具で描いていましたが、扱うのが難しかったのでコピックを使うようになってから手間もかからずに、描きやすくて買って良かったです。
愛用のコピック♡
Q.作品にかかる費用は?
革専用の部屋があり、革は無料で自由に使えます。ソールは5,000円で、副資材は自分で購入します。ビブラムは注文して買っています。
Living/暮らしのこと。
Q.寮暮らしのメリットとデメリットは?
寮暮らしのメリットは計画が立てられるようになることです。デメリットは洗濯物を干したまま出かけてしまった時、急な雨で取り込めないことです。
Q.自炊はしてる?
料理をすることは苦手ではないので、自炊はお昼ごはんを週1.2回程度の頻度でしています。最近ケバブを作りました! 基本的に夜ごはんは寮のごはんです。
美味しそうなケバブ発見!!!!!
Q.家での過ごし方は?
野生爆弾くっきーさんの動画をいつも流しています。あとはNBAの動画も見ています。課題をやりながら動画を見るのがルーティーンです! あとはk-popをよく聴きます。最近はILLITの曲が好きで、かわいくて中毒性があるので耳心地が良くて聴いています(笑) ラップもよく聴きます。海外のラッパーだとLIL BABYで日本のラッパーはswettyが耳心地が良くて最近聴いています。課題するとき集中するために英語の曲を聴くことが多いです。
Routine/日々のこと。
Q.将来の夢は何?
自分の靴のブランドを立ち上げることです。まだ、ぼんやりとした目標ですが、自分らしい靴を作り発信していきたいと考えています。
Q.リフレッシュ方法は?
靴のデザインを描くことです。良いデザインがひとつ描けると落ち着くというか、気持ちが整理されてリフレッシュできます。
Q.おすすめの服屋は?
長崎県にある “一目惚” は小さな古着屋で、自分の好みの服がたくさんあります! 価格帯は平均10,000円ほどで、つい長居してしまうお店です。
ひと目惚れした古着を購入。
Information/お知らせ。
自分が作った靴の作品を載せているアカウントがあります。よかったら、フォローしてください!
達也さん、お忙しい中、快く取材を受けてくださりありがとうございました。シューズデザイン科とはあまり接点がないので、達也さんの言葉1つひとつがとても新鮮でした。個人的に“耳心地”という単語がおもしろくて、編集しながら笑ってしまいました(笑) 人柄もとてもおもしろく、ずっとワクワクしていました。毎日朝7時に学校にいるというお話には驚き、そのプロ意識の高さに感動しました。課題で忙しい中、ワンオペで八百屋さんのアルバイトもされていて、本当に尊敬します。これからも素敵なデザイン画を描きながらリフレッシュし、素敵なシューズを作り続けてください。応援しています!
【Editor’s Note/prop 編集部より。】
(prop編集部・たまごちゃん)