受け継がれる振袖
成人式ってワクワクする瞬間のひとつですよね! 晴れ着は普段から着られないものなので、20歳という節目を迎える新成人は気合いが入って、こだわり抜いた振袖を着ると思います。
ここで私の振袖のお話を。写真は私なのですが、この振袖は自分が選んだ振袖ではなくて、4つ上の姉が4年前の成人の時に購入して着用した振袖なのです。
振袖を購入するとなった時、自分も着ないといけない、自分で選べないのは嫌だなと思っていました。でも実際に自分が着てみて、華やかで可愛くて、今となっては、お気に入りの振袖になりました!
そもそも姉が振袖を購入したのには理由があって、姉以外にも妹が2人いる我が家。母がみんなで着てほしい、受け継いでほしい、という思いがあって購入したようです。
お気に入りポイントは、姉と雰囲気を変えるためにた帯びと襟を変えたこと、髪飾りを簪と胡蝶蘭をつけてかっちり締まるイメージにしたことです。 可愛くないですか。振袖は、ただの服じゃなくて、自分の個性を輝かせる特別な一着なので、気合いを入れて「自分が1番可愛い」と思いながら着ていました。(笑)
時が流れるのはあっという間です。年を重ねる度に1年が短くなっているような気がしてしまいます。20歳になり、自分が大人の一員になって感じたのは、意外とあっけなくなってしまった、思っていた大人と違うな、まだまだ大人として未熟だということ。社会人になる年なので、自分の成長が見られる年にしたいです。
photo & text by 紗
生まれも育ちも神奈川県の20歳。幼少期からある右頬のホクロがチャームポイント。ご飯の好き嫌いがなく、食べることが大好き。魚料理一生食べていたい。自然や神秘的な場所が好きでオーロラを生で見ることが私の夢。
紗
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