本に対するこだわり

みなさんは本屋に行きますか?

わたしは圧倒的に書籍は紙派で、待ち合わせの前に暇だったりすると、つい本屋さんに冷やかしにいっちゃったりします。今回は友だちに話したら、少し驚かれた、というか引かれてしまった本に対するわたしのこだわりを紹介したいと思います。

電子書籍が市民権を得たこのご時世、時代に逆行していると言われてしまえばそうなのですが、そもそも長時間液晶を見ていると疲れちゃうんですよね。漫画も小説も、収納のことを考えて一時期電子書籍で買い揃えていたこともありますが、結局紙媒体のめくる時のわくわく感や安心感には勝てず。

数年前に数えた際には紙の本は小説漫画含め800冊ほどに対して、電子書籍はおそらく70~80冊でしょうか。一体何がここまで人を狂わせたのか…。

貸し借りができること、充電がなくても読めること、あとは出版社ごとにフォントや注釈の引き方が違うのも個人的にはメリットというか、おもしろさだと感じています。昔からほぼ毎日と言っていいほど本を一冊持ち歩いているのですが、その日に持っていく本は読みたい文体とかを気分で選んだりもします。そうそう、持ち歩く前提なのでハードブックではなく文庫本派です。気になる本は文庫化されるまで待つ。

そして、所持している本のほとんどにブックカバーをかけているんです。かかっていない本が10冊ほどかな。これに関しては譲れないこだわりで、自分のコレクターとしての一面なんだと、ある時から自覚しました。

「どこにしまったかわからなくなるんじゃない?」と聞かれるのですが、頭の中で分類が分けられていて、自分だけの図書館みたいになっています(笑)

買い揃えた書籍たちを手放す気はしばらくないので、将来大きな家に住めたら、ひと部屋丸々本で埋め尽くすのが密かな夢です。なんてつらつらと書き連ねてふと、いろんな人のこだわりを聞いてみたいなって思いました。

みなさんは自分の趣味にどんなこだわりがありますか?

photo & text by 03

本とチーズと海をこよなく愛する東京人。収集癖がひどく、あらゆるものの収納場所に頭を悩ませる日々。美術館巡りにはまり始めてからは、気づいたらポストカードが増え続けている。直近の目標は断捨離と家具の一新。

03