おじさんと文房具
こんにちは。ジェヒョンです。
皆さんは何も考えずに入ってしまう場所ありますか? 私の場合は、文房具屋です。今はあまり使う機会がなくなった文房具ですが、なぜか入ってしまいます。
店に入ったら、聞こえないくらい小さな声で挨拶してくれる文房具屋のおじさん。気になるものをずっと見ていたら勝手に説明してくれるところも面白いです。口数が少なくて少し冷たそうな顔をしているこのおじさんもきっとこの可愛い文房具が好きでたまらないのでしょうね。
なんだかおじさんの話ばかりしていますが、とにかく、このおじさんの心を掴んだ文房具は、最高だと思います。そして私は、見るだけで満足できず、絶対に何かを買ってしまいます。そのせいで、部屋の所々で小さな文房具が存在感を出しています。多分この癖は5年後も10年後もやめられないでしょう。
最近ハマっているのは、文房具に関する古い書籍です。もちろん、びっくりするほど文房具の話しか載っていないです。本の中には、文房具のためにアメリカまで行ったおじさんもいれば、日本の文房具にこだわっているおじさんもいます。それぞれ生きてきた人生は全く違いますが、文房具が好きであることは変わらないです。
私も将来、自分が好きなものをたくさん集め、そのものに囲まれ、それに関しては誰よりもお喋りになれる人になりたいです。文房具屋のおじさんのように歳を取っても夢中になれるもの、皆さんは何ですか?
photo & text by ジェヒョン
1999年生まれ、韓国・仁川出身。いつも好きなものがコロコロ変わる。でも、一人旅とコーヒーが好きなのはずっと変わらない。最近の悩みは、やりたいことは多いのに体力が足りないこと。たまに韓国語を教える仕事もやっている。生徒募集中。
ジェヒョン