不便さを愛す

みなさんこんにちは。ユンスルと申します。

みなさんは、読書を好んでしますか? 私は、ほどほどにしています。

さて、本というと様々なジャンルがあるかと思いますが、私はもっぱら小説に手を伸ばしてばかりです。誰かの世界に、新しい世界に入り込めることが小説を好きな理由の1つです。

今回の写真は、上京する時に持ってきた私のお気に入りたち。お気に入り、もしくは“この本は忘れちゃいけない”と思うものを厳選したので、もう何周かした子がほとんどです。

私は、何に関しても基本的にアナログが好きで、勉強するときも紙に書くし、絵もペンタブではなく鉛筆や筆で描く方が好きです。そしてそれは本も例外ではなく、電子本より実物の方がもっと好きです。

本は特に、アイボリーのページをめくる感覚、あと紙の匂いがすごく好き。でも本って嵩張るし、好きな本は大体大きいものが多いので持ち歩きにはあんまり適さない。電子本を好む人がいるのも頷けますね。しかし、世界はどんどんデジタル化が進んで便利になっていくけど、この本達のように不便さの中にある良さとか、そういうものの存在がなくなってしまうと何かを失ってしまうような、そんな気もします。

みなさんは本やCD、絵画など、アナログのもので好きなものはありますか? あるならば、それを変わらず大切に、ないならば、ぜひ探してみてください。これからの時代を生きていく私たちにとって、きっといつか宝物になると思います。

photo & text by ユンスル

02年生。色々な言語に触れるのが好き。インスタグラムで韓国のアパレルブランドを発掘するのが趣味で、服に関わらず日々自分の好きなものを模索している。最近は韓国ラッパーの曲を開拓中。

ユンスル