新たに開いた扉の先で

こんにちは。FPの母です。

突然ですが、わたくしはブローチが大の好み。ブローチ、又の名を「胸元の相棒」と呼びます。

 “ブローチといえばFPの母”それくらい自他共に認めるほどブローチ好きな私。

そのルーツを遡っていくと多くの発見がありました。

ブローチを初めて買ったのは10年前の家族旅行。ふと入った雑貨屋さんで買ってもらったりんごのモチーフのものです。大きなりんごの中には星がチラチラ。それが妙に幼心をくすぐってきたことを覚えています。憧れの地で購入したこともあり気付けば心はウキウキになっていました。使い方を知らなかった私は母に聞くほかありませんでしたが、そのうち母は「これは、ブローチと言って胸につけるアクセサリーのことだよ。」と教えてくれました。

実際に付けてみるとりんごはとても大きく、まだ体の小さかった私にはどうしてもアンバランスに感じました。そんな違和感から眠るように何年も箪笥の奥へ。

さて、今その行方は?

答えは私の胸元を見ればわかります。いつかの憧れだった、あの東京で。数年後地を踏むことになった、ここ東京で。秘められた思いは胸にあり続けこれからも私を動かす原動力となっていくことでしょう。

最後に、ここまで楽しんでいただけましたでしょうか。私はこのDaily BUNKAを通し画面の向こう側のみなさまと確かに繋がれていた実感があります。FPの母としてここまで付き合ってくださった全ての方々本当にありがとうございました。

photo & text by FPの母

トレードマークはメガネ。最近は趣味の一眼を片手に駆け抜ける日々を繰り返している。普段の声のデカさからは想像できないような繊細な一面も。その繊細さゆえドラマや映画などで感情移入しては夜な夜な泣き腫らしている。様々な人の相談に乗っては、ふと放った一言の寛大さで友人に「母」と呼ばれ親しまれている。

FPの母