和洋折衷

みなさんは普段和服を着ることはありますか?

私は高校のときに授業で甚平と浴衣を作ったことがきっかけで和服に興味をもちました。そのときは浅草近辺に行くことが多かったので、高校の時は和柄や着物姿の人に見慣れていましたが、最近あまり行かなくなって、あらためて着物の「特別感」を実感しました。

文化に入ってからは和柄の生地でスカートをつくったり、着物の着付けの授業をとって着物を着られるようになったので、休日でも自分で着物を着付けたりしています。

持っている着物や羽織のほとんどが祖母からもらったもので、中には祖母の手作りの着物もありそれを着て楽しんでいます。自分で着付けをするとお金をそこまでかけずにアレンジすることができ、着物と洋小物で和洋ミックスのコーディネートをして出かけたりしています。自分で実際に作ったり着付けをしたりすることができるようになってからは、祖母と和服についてお話したりするようにもなり、今までよりもファッションについての会話の幅が広がりました。

着物を着て出かけるのはもちろんですが、普段あまり目にしない柄や色味は見ているだけでも非日常感がありとてもわくわくします。はっきりとした色味の違いだけでなく、細かな色味や小物の組み合わせにこだわるのも「和」の楽しみのひとつではないかと思います。

普段着る機会の少ない和服ならではの「特別感」をあじわってみませんか?

photo & text by かなか

19歳、東京都出身。特に好きなことは音楽を聴くこと。ジャンルはバラバラだけど、毎日音楽を聴いている。誕生日にレコードプレイヤーをもらったので、今度レコードのジャケ買いとかしてみようと思っている。最近はライブに行くことにもハマッている。

かなか