鉄の馬

こんにちは! deraboooyです! みなさんは「ルイスレザー」というブランドを知っていますか? パンク系のファッションが好きな人はアーティストがよくこのブランドのライダースジャケットを着用していたので、聞きなじみがあるかもしれませんね。 

ルイスレザーが創業したのは、1892年のイギリスです。現在ではホースハイド(馬革)のアイテムが中心ですが、当時は馬具・装身具や機械工業用の防護服を製造、販売していました。

なぜルイスレザーは馬具の生産からホースハイドアイテムの生産に切り替えたのでしょうか。それは戦後の1960年代モーターサイクリングカルチャーの人気の高まりが影響していると言われています。

それまでは人々の生活の足として利用されていた馬が次第にその役目を終え、個体数を減らしていきました。当然馬が死んだら皮が手に入ります。その馬の皮は「鉄の馬」とも呼ばれているバイクに乗る際のライダースジャケットに生まれ変わりました。

そして1976年になると、イギリスではパンクロックカルチャーが人気を集めます。セックスピストルズのメンバーであるシド・ヴィシャスがジャケットを着用している写真が撮られており、レザージャケットはミュージシャンの愛用アイテム、そしてパンクロック、バイカーたちの代名詞となりました。

photo & text by deraboooy

東京都出身。20歳。男。HIPHOP、ファッション、バイクをこよなく愛する好青年、マスクの下の顔を見せる機会が少なくて残念。おいしいものが大好きで文化に入学してから1年で5キロ太った、おすすめのラーメン店は「ラーメン弁慶(浅草)」「火の豚(人形町)」「山笠の龍(浅草橋)」「家家家(錦糸町、本郷)」

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