スタートを切る力

0から1を作る。1番難しいことであるように感じます。何かの企画を考える発想力の話ではなく、もっと自身の内面的な部分のことです。

「始める、挑戦する」

行動に移すことはなかなか勇気のいるもので、私はアクションを起こすまでに時間がかかるタイプです。食わず嫌いや偏見で物事を捉えることが多く、分かってもないのに分かりきったふりをすることが多かったと思います。

しかし文化服装学院に入学してから、その考え方は180度変わりました。朝、新宿駅を降りて学校まで向かう10分程度だけで、いろいろな見た目をした文化生をたくさん見かけます。

それだけではなく、東京で暮らしていると本当にいろいろな人がいるのです。日本の広さを知ることができる場所だと思っています。私はその環境を最初は怖がっていました。

しかし、第一印象で判断するのではなく、詳しく話すことによってたくさん良いギャップを見つけることができたのです。人間関係だけでなく、ものやことなど全てにおいてです。

その時に思ったのが、はじめに書いたように「まず、やってみる」ということです。

経験はものをいいます。説得力があります。もちろん危ない目にあう可能性は0でないですが、自分の人生を面白くしたいと思いませんか。

photo & text by こっさん

19歳、ひとり暮らし。一人でいる時間が多く自分と向き合うことが増えたため、なりたい自分になろうと努力している。1番大事にしていることは出来事を面白くできるかどうか。ゲラなので、誰も笑ってくれなかったら自分で笑うことができる。
Instagram : @kossanu

こっさん