インクと旅する私の散歩
こんにちは、てっちゃんです。
最近ガラスペンや羽ペン、万年筆がPLAZAなどにも並ぶようになり、低価格で買えるようになったことがとても嬉しいこの頃です。ところで皆さん、インクにも流行りがあることを、知っていましたか? 今回はそんな江戸から続くインクをご紹介します。
インクで江戸、といえば、浮世絵ですね。浮世絵は題材にも当時の流行が顕著に出ますが、皆さんは浮世絵の裏側を見たことがありますか?
実は、裏側にインクが染みているものがあるんです。私も浅草の浮世絵店の店主さんに教えていただくまで知りませんでしたが、それは当時の最先端のインクを使っていたという証拠だそうですよ。見る機会があった時は、ぜひ裏側まで見てみてくださいね。
そして話を戻しまして、最近では、定番の赤や青、暗く普段使いしやすい色が流行していますね。専門店などでは、定番色の他にも、ラメ入りのものなども取り扱われているのでぜひ見てみてください。
街にひっそり佇む文具店に入るのが好きな私ですが、そういったお店では、現在では廃盤になっているシリーズや希少価値があり中々手に入れにくいものも取り扱われていたりするので、とてもテンションが上がります。
入りにくい雰囲気があるかもしれませんが、どこのお店でも店主さんは優しい人が多いので、ぜひ訪れてみてくださいね。
Photo & text by てっちゃん
東京出身。極度のインドア。青色が好きでインクを集めていたら、母に全部同じ色じゃない?と言われた。憧れのミニマリスト化計画はもう半ば諦めている。最近吉祥寺に可愛いお店を見つけてしまい、部屋の羽ペンの本数が倍になった。
てっちゃん