カレーは甘党派
茨城から上京して入学した文化服装学院。たまに地元が恋しくなる時があります。そんな時に思い出すのが、実家で出てくるカレー。
実家で出てくるカレーの安心感たるや。辛くない優しい甘い味のカレー。都内のカレー店を何店舗か回りましたが、実家のカレーを超えることは今後ないでしょう。
実家のカレーをどうすれば東京でも食べられるのか、私は考えました。生まれてから高校生まで食べていたあのカレーの味は舌が覚えている。思い出しながら作ればいいと!
何なら上回ってやるという気持ちに。よし作ろう、いま作ろう!
材料はそろった。さあ、作ろう!
みなさんの家のカレーはどんなカレーか知らないですが、私の実家のカレーはとにかく野菜が大きい! 特にジャガイモはひと口では食べられない大きさです。高校生の時、なんでこんなに大きく切るの? と文句を言った記憶があり、今もそのことに対しては疑問があるので、今回は小さく切ります。
ジャガイモにニンジン、玉ねぎ、そして牛肉を順番に切って炒めます。ジュウジュウと色が変わってきたら、水を入れ20分ほど煮込みます。気持ち的にはほぼ完成と言っても間違いではありません。時間が経ったらカレーのルーを入れます。皆さんは何のルーを使いますか? 私はなんだかんだ「こくうまの甘口」が好きで。と言っている間に完成しました!
いざ食べてみるとおいしいのですが、なんだろう…なにかが足りない。安心感というか、具材は一緒なのに違う。そう考えていたら食べ終わっていました。
まだまだ足りないようです。実家に帰る理由ができました。
photo&text by小林
東京に憧れを持つ茨城出身。今では田舎が恋しい(涙)友達から遊びに誘われないタイプのため自分からよく誘う。でも1人の時間も大事にしたい。ファッションはひと言で言うと楽をする!かっこよくてもポケットがないとダメ。
小林
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