詩的な夜の過ごし方
みなさんは週末の夜、どうお過ごしでしょうか。僕はいつも眠くなるまで読書で時間を過ごしています。最近読んでいる本は村上春樹作の「海辺のカフカ」。現実的な物語かと思って読み進めると少し違和感の残る独特な文調が目立つ作品だと思います。
作中に登場する主人公が使う偽名である「田村カフカ」、そこに運命的に巻き込まれる、絡んでいく登場人物たちはどれも魅力的で、彼らが織りなす物語が詩的な文に溢れていて、最近は寝るのが惜しくなってつい夜更かししてしまって、ついつい朝起きるのが遅くなってしまいます。
読書はなにも難しい本を読んでいればいいという話ではないし、読んでいる人の方が偉いなんて話でもないですが、読書によって得られる効果は想像の数倍上を行くものです。僕は寂しい夜や、退屈な夜に空いた心の隙間を著者の語彙力に溢れた本に触れて、心にできた隙間を埋めています。
今回紹介した「海辺のカフカ」では家出少年である主人公が四国にある図書館で昼夜を過ごすことになるお話で、登場するキャラたちは主人公に親切で読んでいるだけで温かい気持ちになっています。
こうやって僕は寂しくなりがちな週末の夜を詩的に過ごすことで、いろいろな感情を読書から受け取っています。詩的に過ごすことで自然に語彙力が身につくし、いつの間にか週末の読書の時間が楽しみになってしょうがなくなる。
みなさんはどんな時間、どんな本を手に取ってどんな感情をその本に浮かべるのでしょうか。どうか少しでも詩的な生活が皆さんの心の拠り所になることを祈ります。
photo & text by h4ru
いつでもマイペースに生きたい3月生まれのENFP-T。考えすぎてしまう癖があるため、いつでもネガティブ。ただ、何かを食べている時だけとてもポジティブになる。たまに変なところで笑うので、いつもツボがよくわからないと言われる。
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