言葉にできない「好き」

皆さんは音と歌詞、どっちで楽曲を好きになりますか?

私は断然音派です。イントロたったの3秒で、私の “お気に入りの曲” のプレイリストに仲間入りが決定する曲も少なくないくらい。そのくらい直感的にビビッと「この曲良い…!」ってなるんです。そんな私には、断然歌詞派の友だちがいます。彼女と私は好きなものや性格、考え方などとにかく色んなものが正反対で、この話題ももちろん意見が真っ二つに。

「どんな歌詞が好きなの?」

自分では到底答えられそうにない質問でしたが、彼女はすぐにスマホを取り出し、とあるバンドの曲のワンフレーズを聴かせてくれました。それはちょっと切ない恋愛ソングの一節で、歌詞の情景を想像したりそれを自分と重ねたりしながら聴けるのが良いのだそう。

「逆にどんな音が好きなん?」

彼女がそう聞き返してきたとき、私はうまく答えられませんでした。彼女の ”好き” が、楽曲の歌詞から想像される誰かに向けた具体的な感情なんだとしたら、私の “好き” は楽曲そのものに向けたとても抽象的な感情で、言葉で説明するのが難しいんです。言うなればひと目惚れのような、そんな感情です。まあ百聞は一見に如かず! 私のひと目惚れソングをいくつか紹介するので、タイプの違う楽曲たちと開始3秒、出会ってみてください。最後まで聴いてしまっていたあなたはきっと、その楽曲に心を奪われていますよ。

『だけど僕は』ゲスの極み乙女
『たまたまニュータウン』相対性理論
『愛のけだもの』神はサイコロを振らない、キタニタツヤ
『スーパーガール』あいみょん
『メトロシティ』imase、なとり
『光の跡』星野源
『ナハト』indigo la end
『冷たい嘘』aiko
『PEAK TIME』礼賛
『ツツジの枯れる頃には』おいしくるメロンパン

3秒だけでは終われない、そんないい出会いが見つかりますように。

photo & text by 泉月 

秋田県出身、標準語しか知らない19歳。INFP。好きなことは音楽を聴くことと、公園でカモをぼーっと見ること。水の流れを眺めるのも好き。自然と動物は大好きだけど虫は大の苦手。私と仲良くしてくれる人もれなく全員大好き。
Instagram:@ge.3yon

泉月