今回インタビューしたのはニットデザイン科の谷川さん。ニットデザイン科は、制作の課題などが多く、文化服装学院の学生の中でも多忙な学科として知られています。そんな谷川さんの “ていねいな暮らし” の様子を細部まで深掘りして、お聞きしました。
Profile/自己紹介。
学科・コース : ニットデザイン科 3年
名前 : 谷川 里帆(たにかわ りほ)
出身地 : 東京都
趣味は映画やライブ映像鑑賞、読書などです。
Schedule/時間のこと。
School Life/学校のこと。
Q.どうしてニット科に?
小さい頃から祖母が編み物をしていて、ニットは自分にとって近い存在でした。 服だけでなく、小物やインテリアなどの立体物を、1本の糸でつくりあげられることに面白みを感じています。
Q.ニット製品の1番の魅力は?
自分でニット製品を作るときに、選んだ色の組み合わせが違うだけで、見え方や感じ方が変わるところが面白いと思います。
Q.作品を作るときのインスピレーション元は?
特に色味に関して、動植物からインスピレーションを受けていることが多いです。1番最近の作品はプードルをイメージしたボレロ型カーディガンです。この作品を作るときに、色を楽しむスタイリングがしたいと思ったので、グレーだけでなく水色の糸を入れたところがポイントです。
作品を作る上で気をつけているのは、誰かのマネになってしまわないように、既存の服や作品をあまり見ないようにしています。
Q.他学科にお友達はいる?
高校が文化学園大学の附属高校だったので、わりと文化の中に友達は多いです。テキスタイル科に高校の頃の友達がいて、現在一緒に作品を作っています。
Money/お金のこと。
Q.アルバイトはしてる?
色々なアルバイトをしてきましたが、近所のスーパーが1番効率がいいことに気づいたので、現在はそこで週2回程度働いています。
Q.1ヶ月で1番出費が高いものは?
食べることがすごく好きなので、外食費が高くなりがちです。特にカレーが好きでよく友達とカレー巡りをしています。
Q.作品の制作費は?
製作費は大体5,000円前後です。学校で糸を購入できるので市販品よりは安いのですが、ウールの糸などは元々の値段が高いのでどうしても材料費が高くなってしまいます。また色を増やすとそれだけ値段が高くなるので、これくらいの値段になります。
House/家のこと。
Q.家事はしてる?
床掃除や洗い物をしています。家族と分担して家事を手伝っています。
Q.お気に入りのスペースは?
床に座って課題などの作業を進めることが多いので、床に敷いてあるラグの上がお気に入りのスペースです。
Q.家ではどう過ごしている?
映画鑑賞をしたり、本を読んだりすることが多いです。いつも古本屋で適当に漁って面白そうだなと思った本を購入しています。
Q.お母さんの好きな料理は?
迷っちゃうけど、ピーマンの肉詰めが大好きです。
Routine/日々のこと。
Q.日々のルーティンは?
忘れ物が多いので、寝る前に必ず次の日の支度をしています。
Q.休日の過ごし方は?
課題の制作物の他に、趣味でも編み物をしていて好きなものを作っています。
Q.リフレッシュ方法は?
音楽を聴きながらの散歩や、映画をみることです。映像が綺麗なものが多いので洋画が好きです。
Living/暮らしのこと。
Q.ひとり暮らしはしたい?
将来の夢が「ひとり暮らしをすること」なので、自分の空間を作って早くひとり暮らしをしたいなと思っています。ひとり暮らしをする上で憧れの町は「吉祥寺」です。近いので良さを知っているからだと思います。
Q.コロナ禍はどう過ごしてた?
料理やお菓子作りなどをして、有意義なおうち時間を過ごしていました。
Q.吉祥寺のおすすめのお店は?
「チャイブレイク」というチャイ専門の喫茶店と、「アムリタ食堂」というタイ料理屋さんが味も美味しいし、雰囲気もいいのでおすすめです。ぜひ行ってみてください。
Information/お知らせ。
Q.記事を読んでくださっている方におすすめしたいことは?
暑い日が続きますが、北極のペンギンの動画を見ると涼しい気分になるので是非やってみてください。
Q.宣伝したいことは?
今のところは特にありません。
谷川さん、今回はありがとうございました!
Editor’s Note/prop 編集部より。
私たち流通科にとってニットデザイン科のことを知ることはとても貴重でした。作品を作る時のインスピレーションが動植物なのが面白い!
そして、谷川さんは犬を飼われていましたね。私も実家で飼っているのですが、ペットに会えなくて寂しくなるので羨ましいです! 当たり前ですが、家に帰ったら家族と会話をしたり犬の散歩をしたりお母さんの手料理を食べられたり…。そういう何気ない日常が癒しだったりしますよね。
ストイックで真面目なところもあるけど動物が大好きな可愛い谷川さんの暮らしを知ることができて良かったです。他学科との共同制作も楽しみに待っています!
(編集部・hinana)