自然の中で非日常を体験

皆さんはレイヴをご存知でしょうか。

レイヴとは80年代後半から90年代にかけてイギリスで生まれた野外で開催されるダンスミュージックを中心とした音楽イベントです。

音楽のジャンルはディスコから始まりハウスやテクノ、レゲエなど多種多様であり、主に地方の山奥を拠点として開かれています。日本でも開催されており、静岡県の三島市山中や京都の郊外で大規模なイベントが行われています。

レイヴは夜を通して昼頃まで行われるイベントなので、存分に音楽を聴き踊ることができますが他にも魅力があり、何より1番はキャンプを楽しむことができる点です。

会場内にテントを張って自分だけの空間として音楽が楽しめ、また近くに温泉がある開催地が多く、踊り疲れた体を癒しにいくこともまた1つの魅力です。

もう1つの魅力として、大勢の人達とイベントの終わりまで踊り、ひと晩の経験を共有できるアットホームな居心地であることです。

まさにレイヴは野外フェス、キャンプの2つを同時に楽しむことができる唯一のカルチャーです。

ちなみに、この絵は母が自分と同じ歳ぐらいの時に描いたもので「自分(自意識)では気が付くことができなかった別の自分(無意識または共通意識)を感じている場面」ということです。

皆さんもレイヴを山の自然と共に体験してみませんか。非日常の中で新しい自分を発見できるかもしれません。

photo & text by Andrew

スケートボードと犬が好き。雨が降らない日はほぼ毎日やっている。犬の中でも柴犬がお気に入り。柴犬特有の丸いフォルムが好きで外で見かけるたびに毎回写真を撮っている。

Andrew