かけがえのない友だち
世の中にはさまざまな依存症があります。「依存症」と聞くとあまり良いイメージは浮かばず、自分には関係ないことだと思うかもしれません。しかし、「依存体質」と言い換えてしまえば、かなり身近なものだと感じるのではないでしょうか。
そんな私も依存体質です。高校生くらいの時から何かに依存していないと生きがいを感じられないことに気がついて、そこからいろいろなものに依存してきました。お金、スマホ、友だち、ゲーム、食べ物など…。その時々で依存するものはさまざまでした。
その中でも今は友だちに依存しがちになっています。学校内外問わず、たくさんの友だちに助けてもらったり、遊んでもらったりしなければ人生やっていけません(笑)
学校内では、朝起きられない時はモーニングコールをしてもらい、課題が終わっていない時には一緒に取り組んだり、放課後にはご飯やカフェ、買い物に行ったり。時には学校がしんどく、辛い、もう辞めたいと泣き言を聞いてもらうこともありました。
また、休みの日に一緒に遊びに出かけたり、旅行やお泊りに行くのが何より楽しみで、そのために日頃頑張って活動してきたと言っても過言ではありませんでした。文化にいる間は間違いなく、友だちといる時間が何よりも楽しいと感じていました。よく年長者の話の中で、「学生時代の友人とはほとんど疎遠になってしまう。そんな中でも何人かとの縁は続き、それは本当にかけがえのない友人なのだ」と聞きますが、たったの20数年しか生きていない私たちですら、かなりの数の友人と疎遠になってしまった人も多いのではないでしょうか。
度を超えた依存は良くないと思いますが、友だちが生きがいになっている私はこれからも今までの友だちや文化での友だちを大切に、頼り頼られつつ生きていきたいと思います。
photo & text by ne3
東京都出身。23歳。ENFP。趣味はご飯屋さん探しとゲームをすること。基本的にインドア派で休みの日は家から一歩も出たくないのに、最近は忙しすぎてアウトドア派のような生活になっている。一人暮らしに向けて貯金を進めているので、自分の城ができるのが楽しみで頑張っている。
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