今回インタビューを受けてくださったのはアパレル技術科2年栢野将典さん! とても優しい雰囲気で、お話していてとても楽しく、自分を持っている栢野さんのライフスタイルに迫ります!
Profile/自己紹介。
学科・コース:アパレル技術科2年
名前:栢野 将典(かやの まさのり)
出身地:愛知県
趣味:筋トレと読書です!
Schedule/時間のこと。
School Life/学校のこと。
Q.1番好きな授業は?
パターンメイキングです。平面裁断から工業用ボディによる立体裁断、パターンメーキングまでを学びます。量産されるアパレル商品を意識したパターンメーキングの理解、グレーディング、縫製仕様、縫製法など幅広いことを学ぶのでパターンをやりたくてアパレル技術科に来た僕にとって1番好きな授業です。
Q.学校に着ていく服の選び方は?
パンツから決めてからトップスを選んだ後に差し色の靴下を選びます。全体的に遊びすぎずジャケットで決めてフォーマルな時もあります。ジャケットスタイルが好きなので家には数着ジャケットがあります!
Q.今のコースを選んだ理由は?
デザイン画を書くことが向いていなかったので、仕様書やパターンをやる方が今の自分の技術力で頑張れると思ったからです。パターンを引くことがとても好きなので今のアパレル技術科を選んで良かったと思っています。
Q.今までの楽しかった思い出は?
昨年の文化祭です! 自分はモデルをやらせていただいたので普段関わりのない人との交流ができ、友達も増えました。とてもいい経験になりました。
Q.苦労した課題は?
ブラウスとスカートです。デザインやパターンも大変でしたが、使用した生地が特殊な柄だったので、柄合わせが1番苦労しました。
Money/お金のこと。
Q.月の出費は?
日々学校に来ていく洋服代、スキンケアなどの美容代、課題の材料(生地やファスナーやボタン)、自炊をしているので作るための材料や外食するときに使う食費などで100,000円程度かかります。ひとり暮らしなので食費は1週間で1,500円〜2,000円くらいに抑えるために、自炊を毎日行っています。
Q.アルバイトはしてる?
ラーメン屋でバイトしています。賄いで好きなラーメンが食べられるので楽しいです。出勤は土日メインで働いています。
Q.クラスでバイトしている人の割合はどのくらい?
半分以上はバイトをしています。課題が多くてバイトと学校生活の両立が難しいですが、みんな生活費や材料費、自分に使うお金を稼ぐためにバイトをしています。
Q.作品にかかる費用はどのくらい?
1着あたり20,000円くらいかかります。作るものによって布の種類や使う長さが違うので、20,000円以上かかる作品もあります。
Living/暮らしのこと。
Q.家選びのコツは?
シンクが広いところがおすすめです! 僕的には毎日自炊をするので料理がしやすい方がいいと思います。他にもバストイレ別のところが生活しやすいので重視しています!
Q.寮暮らしでの良いところ・悪いところは?
【良いところ】
寮にはみんなが共有で使える作業台があるので自宅での作業がしやすいです。みんな課題で忙しいので、一緒に課題をこなして士気を高めています。
【悪いところ】
部屋が狭くて洋服が入りきらないことです。ジャケットなど嵩張るものを多く持っているので余計収納できなくて困っています。
Q.家では何をしていますか?
家では主に課題をしています。課題が学校での授業内で終わらないので家でやることがほとんどです。ですが息抜きも含めて筋トレをしています。最近はショーのモデルを務めることからいつもより多くの時間、筋トレに費やしていました。
Routine/日々のこと。
Q.華金の過ごし方は?
金曜日は課題をする時間が多いです。次の日に学校がなく、早起きする必要が無いため夜遅くまで課題をすることが出来ます。課題が終わったらクラスのみんなでご飯に行くこともあります。
Q.将来の夢は?
文化に通い授業を受けていく中で、先生たちと関わる時間が増え、最近文化の先生になりたいと思い始めました。これからの学校生活の中で先生になる為のパタンナーとしての技術や服飾の知識を吸収していきたいです。
Q.ファッションに関する情報
主にインスタや雑誌Vogueに載っているスナップやコレクション特集を見て学んでいます。インスタのおすすめに出てくるコーディネートや、フォローしているインフルエンサーを見ていいなと思ったものを保存したりしています。
Q.友達について教えてください
割合的に女の子の友達が多いです。文化は特に男女交流が多いので、お昼ご飯を食べながら話したり課題を一緒にやったり男女関係なく仲がいいです。
Information/お知らせ。
自分が制作した作品をインスタに載せているのでぜひ見てください! モデル依頼も受け付けています!
栢野さん、お忙しい中、本当にありがとうございました!
Editor's Note/prop 編集部より。
私たちとはなかなか交流がないアパレル技術科についてのことや、栢野さんの日々の生活のお話が聞けてとても楽しかったです! アパレル技術科であるにもかかわらず、文化祭ファッションショーでモデルの経験もしていたり、さらには毎日身体づくりとして筋トレをしているなど両立しているところがとても凄くて、私もこんなストイックな生活を真似してみたいと思いました!
学校の課題である作品制作にも自分が表現したいことをしっかり定めて制作するなど力を入れており、自分の作品制作の活動に高い意識で望んでいるのだと今回お話を聞いている上で、感じられました。
モデルの活動をしているからこそ、ショーでの服の映え方を身を持って学んでいて、経験を自分の作品制作する上で強みにしているところが栢野さんの作品の魅力のひとつですね!
栢野さんの今後制作する作品やモデルとしての活躍を楽しみにしています!
(prop編集部・lady)